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GWの長期休暇中に、以前から作りたいと思っていた勉強時間管理サイトをテスト運用という形で作成しました。

(合言葉は公式LINEでお送りしています。生徒の皆さんは直接お声がけください)


機能はシンプルで、

  • リアルタイムで勉強時間を計測する

  • 手動入力で勉強時間を報告する

  • 1日の目標勉強時間を設定してノルマとして管理する

  • これまでの勉強時間を確認する

といった内容ですが、各生徒の勉強時間を塾側で把握できるようになっています。


参考にしたのは、語学学習アプリの「Duolingo」です。

毎日5分から英語を学べるアプリで、英語が苦手だった生徒に勧めたところ、それまでほとんど解けなかった並び替えや英作文の問題がみるみるうちにできるようになっていきました。

このアプリは「効果が薄い」と評されることもありますが、

  • 毎日続けさせること

  • できたときに褒めること

この2点に関しては、他の学習ツールより頭一つ抜けていると思います。つまり、「毎日継続させること」 に何よりも重きを置いたアプリです。


週に1回10時間勉強するより、週5回・2時間ずつ勉強する方が実力はつきます。

日をまたいで学習することで、前日の内容を思い出す必要が生まれます。この「思い出す」という行為自体が、テスト本番で必要な力であり、日程を分けて勉強することでその力を自然と鍛えることができます。

たった5分でも「毎日続ける」ことが最も実力につながります。

そう実感させてくれたDuolingoをお手本に、この勉強時間管理アプリを作りたいと考えていました。


私は新しいもの好きで、長期休暇になると新しいことを学びたくなります。

プログラミングの知識はほぼゼロでしたが、今はAIがコードを書いてくれる時代になったので、思い切って挑戦してみることにしました。

最初はもちろんうまくいかず、特に「誰がいつ何時間どんな勉強をしたかを送信し、データとして蓄積する」という部分の実装にはとても苦労しました。

それも何とか解決しましたが、実際に生徒に使ってもらうと、「ブラウザを閉じるとデータが消える」「スマートフォンがスリープ状態になると時間が止まる」といった問題が次々と出てきて、専門外の分野に挑む難しさをひしひしと感じました(現在はいずれも改善済みです)。


これまでであれば、問題の原因を自分で突き止め、調べて、試すという工程が必要でした。しかしAIを使えば、起きている問題を伝えるだけで原因を特定し、修正済みのコードまで出力してくれます。

組み込んだコードを貼り付ければ、数分以内に問題箇所を見つけて改善案を提示してくれます。

これは本当に驚くべき技術革新だと感動しています。

原因を自分で深掘りしていないので、知識として身についているわけではありません。

ですが、新しいことを始めたときにありがちな「挫折」をスキップして、作りたいものを完成させるという成功体験まで連れて行ってくれる。それだけで十分すごいことだと思っています。


書いているうちに、AI技術の素晴らしさを伝えたいのか、勉強法について伝えたいのか、自分でもわからなくなってきましたが、ぜひ一度学習管理サイトをお試しいただき、気になる点や改善のご意見があればお知らせいただけると幸いです。

Instagramの方で国語学習の重要性について投稿しましたが、数年前から国語学習の重要性に気づき、成績の伸びが鈍い場合に読解トレーニングを行うように指導しています。


というのも、成績の伸びが鈍い生徒の問題の解き方を見ていると、問題文をまともに読んでなかったり、解答にしっかり目に通さず丸つけもいい加減にやっていたり、酷い有り様であることがわかりました。

解説にぎっしり字が詰まっていると、読む気が失せる気持ちは分かりますが、最初から読もうとする気になっていない生徒がちらほらいて驚愕しました。

解説を読んで解けるようにしなければ、出来るようになりませんし、現状出来る問題をなぞっているだけ学習になっています。

それに加え、学校や塾でどれだけ解説されたとしても、読解力がないことから「何を言っているか分からない」状態に陥っている事も懸念されます。

読解力は日々の学習を自分の中に取り込むための吸収力であり、成績の改善にはまずここから着手するべきだと考えるようになりました。


では読解力の向上にはどのように取り組むべきでしょうか。

多くの方がはじめに「本を沢山読ませる」ことを思いつくと予想できますが、基本的には続かず改善できないと思っています。

本を読む事よりもスマホやYoutubeを見ていることの方がはるかに楽なので、ただ我慢をして読まなければならないのは苦痛です。

苦痛を毎日のように続けられるのであれば、読解力で悩んでいないと思います。

自分も出来るだけ紙の本を読む習慣をつけていますが、朝起きてスマホを置いて、散歩をした後やっと読めるようになります。

起きてすぐにスマホの画面を見てしまった朝は、本を開いても雑念が混じり、文章が真っ直ぐ読めません。

幼い頃からネットに触れている生徒達にとって、真っ直ぐ入ってこない文章を読み続けるのは苦痛でしかありません。

無理矢理読ませて本嫌いになるより、出来るだけ別のアプローチを取るべきだと考えます。


その上で2点提案します。



①小4の一番簡単な国語問題集を1日10分行う


読解力向上に向けて、その学年のテキストを手に取りがちです。

しかし、現状の読解力が足りてないからこそレベルを最大限まで落として行うべきです。


中学の国語の問題を大人にいきなり解かせてみると、記述問題だけでなく選択問題を間違えることもあります。

中学の国語は授業でその文章を何度も読んで、解説を聞いて、その上で問題として成り立っています。

初めてその文章を読んで全て答えられることを最初から望んでいません。


また、中学生以降の問題の文章は長いので読み切ることすら苦痛になり、横線部の周囲しか読むことが出来ないという事もあり得ます。(信じられないかもしれませんが、国語が苦手な子に限ってそのような事をします。)

中学生でも小4の問題集で間違える事が沢山あると思います。

間違えた問題が、文章から抜き出すものか、接続詞を答えるものか、意味段落分けするものかで対策するべきものが変わってきます。

難しい問題では複数の要素を組み合わせて出題されるため、間違えた原因が探りきれない事があります。

レベル感としては小4程度の問題集が一つ一つ読解の基礎から問題が作られているのでベストです。

1度読んだ文章も2周目に取り組む事で、該当の文章からどこが解答に関わるかがわかるようになります。

文の中でここは問題に関わりそうだな、という嗅覚を養う事もできます。

一つのテキストをボロボロになるまで繰り返し毎日行う事がベストです。



②家族の会話を増やす


家族との会話が一番の読解力のトレーニングとなります。

今日学校であった事、伝えたいこと、人が自分に伝えたい事、思考のインプットアウトプットが最も出来る方法となります。

家族だからこそ何かを伝えた後の反応で気持ちがわかり、「これは言わない方が良かったな」など答え合わせがしやすいです。

保護者の方々との面談で読解力の向上のために何度も家族の会話を意図的に増やすように伝えてきました。

その結果、読解力の改善が見られたり人前でアウトプットが出来るようになった等、学習面のみならず様々な改善を見ることが出来ました。

中1の終わり頃から反抗期を迎え、難しい場面も多くあると思います。

たまには喧嘩でお互いの伝えたい事を感情的にぶつけ合うのも一つのインプットアウトプットになり得ます。

お仕事などで忙しくて機会を作るのは難しいと思いますが、少し過剰になってもいいので、会話をする時間を設ける必要があると考えています。



以上がご自宅で出来る読解力向上の方法です。

授業ではまた更なる細かいアプローチについて指導いたします。

読解力トレーニングが必要な生徒の方はどの学年でも現状の授業に追加で承る事ができますので、ご相談ください。

高校受験で取り扱う英語の成績の向上について深く考える事が多々あります。


というのも、愛知県の公立高校一般入試(以後一般入試)と定期テストでは問われる英語の能力が異なっているからです。

教科書や様々なテキストは「まず新出の文法の仕組みを覚えさせて、ワードに触れ、それが整ってから数行のセンテンスを読ませる」という手順を踏ませる意図を感じます。

それに対して一般入試の英語は会話文や長文読解が中心で、それを柱に文法やワードについて問われる事が多いです。

中学校で学んだ英語の総決算に相応しい問題形式です。


定期テストでは教科書の意図を組み込んで、新出の文法を活用した問題を中心に問うべきだと自分は考えているのですが、近年の定期テストは一般入試の長文を引用したものやそれに類似した長文が出題されやすくなっています。

テスト期間のテキストの課題は文法中心となっているため、それを繰り返し学んだ生徒がテストで長文が読み解くことが出来ず、勉強時間に見合った点数を取る事が出来ません。

「早めに一般入試のような長文に触れる機会を与えたい」という事が学校の意図であるのでしょうが、個人的には時期尚早であり、早めに長文に触れさせたいのであれば授業で長文読解の方法を説明するべきであると考えています。

英検や英会話で日々教科書以外の英語に触れる機会が多い生徒は高い点数を取りやすくなっていますが、その他の生徒達にしてみれば、英語は「勉強を頑張っても取れない教科」という印象になっているのではないのでしょうか。



しかし、それに批判的になっていたとしても、定期テストで点数を取り切るという目的は達成できません。そのため、当塾の英語の授業では様々な施策を繰り返してきました。


その対策として、具体的で続いているのは、教科書のセンテンスの暗記テストです。

教科書本文が定期テストでそのまま引用されれば細かい文法を覚えきっていなくても、センテンスをそのまま覚えているから並び替えや適語補充が解くことが出来るため、効率がいいと考えて授業の始まりに行ってきました。

センテンスそのものを暗記することで教科書引用以外の長文が出題されても、暗記したものとの相違点を考えながら解く事ができます。


ただ、これが生徒本人達にも指導側にも結構なストレスを産んでいます。

何度もセンテンスを書き込んで暗記するという作業が苦手な生徒が増えている気がします。

きちんと覚えてきていない生徒に対して、何故1週間のうちに覚える時間を作ることが出来なかったのかと問うところから授業が始まってしまいます。

生徒自身がやってこないのが悪いのは前提です。しかし、授業冒頭から講師に問い詰められた生徒は、「叱られた」という事だけを受け取って、それに対して反発する気持ちか落ち込む気持ちでいっぱいになります。

以降、新しい文法やワードを教えても、ほとんど定着させてくれません。

生徒にとって、それ以外の事が頭に入らないほど叱られたという事はストレスになるのではないかと感じています。

その証拠にカンニングをしてしまう生徒が現れました。

全く意味のない事なのに、叱られることからの逃避の目的のみで行われます。

チラチラ机の下を覗いていたり、筆箱の中に小さなメモを入れていたり、気付かれたらより強く叱られるのにも関わらず、眼前のストレスから逃避するためだけに行われます。

授業の2時間のみ厳しく行ったとしても、普段の勉強につながらなければ、学力向上に結びつきません。

意欲を引き出すために、叱る機会を減らし、少しでも出来た事を褒めて認めてあげたいというのが私の信念です。

このセンテンスの暗記テストは叱る機会が仕組み上増えやすく、これを続ける事に疑問点を持っているので、暗記する文の数を減らしたり、簡単にしたり中身の改善を行ってきました。

それと同時に定期テストで点数を取るという目的から離れている、と頭を抱えてきました。



先日、書店である書籍を見つけました。


センテンスを写経のように書き出し、それを音読することを100日分行わせて、英語の能力を向上させるテキストです。

ここで自分がどのように学生時代に英語の成績を向上させてきたのか思い出しました。

高校3年生までほとんど勉強していなかった自分が、センターや2次試験の英語で高得点を取るようになったのは英語長文問題精巧というテキストを毎日1文ずつ全訳をしていたからでした。



これを成績を上げようと目論んで行っていたわけでなく、単純にテキストで引用されているものが面白く、ただ他の教科の勉強の逃避として行っていました。

毎日やっていたのが功を奏して、英語は高2まで苦手教科でしたが、最終的に大学も外国語学部に入るほど英語力の向上を達成することが出来ました。

それを思い出し、数日前からこの「100日後に英語がものになる1日10分 ネイティブ英語書き写し」に取り組んでいます。

この文章を取り組んでいる間、大学の中国語の講師が何度も伝えられた事も思い出します。

「毎日日本語を覚えるために、センテンスを散歩しながら反芻して覚えた」

言語を自分の中に取り込むためには、毎日のように自分の身体を使って取り組む事が必要だと思います。

私たちが日本語を習得したのは毎日のように自分の親が言葉を投げかけて、伝わるように身体を動かしてくれていたからです。

言葉を覚えていないから叱られる事はありませんでした。

新しい単語を一つでも発言できるようになる度に褒められていたと思います。

中学生の英語に関してもこのような仕組みで学ばせる必要がある気がします。


教科書外の文法が多いため、中学生に対してこのテキストをそのまま行わせるのは厳しいですが、暗記テストの代わりに何か近い事が出来ればと思います。

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