4/24 国語①
- 4月24日
- 読了時間: 4分
Instagramの方で国語学習の重要性について投稿しましたが、数年前から国語学習の重要性に気づき、成績の伸びが鈍い場合に読解トレーニングを行うように指導しています。
というのも、成績の伸びが鈍い生徒の問題の解き方を見ていると、問題文をまともに読んでなかったり、解答にしっかり目に通さず丸つけもいい加減にやっていたり、酷い有り様であることがわかりました。
解説にぎっしり字が詰まっていると、読む気が失せる気持ちは分かりますが、最初から読もうとする気になっていない生徒がちらほらいて驚愕しました。
解説を読んで解けるようにしなければ、出来るようになりませんし、現状出来る問題をなぞっているだけ学習になっています。
それに加え、学校や塾でどれだけ解説されたとしても、読解力がないことから「何を言っているか分からない」状態に陥っている事も懸念されます。
読解力は日々の学習を自分の中に取り込むための吸収力であり、成績の改善にはまずここから着手するべきだと考えるようになりました。
では読解力の向上にはどのように取り組むべきでしょうか。
多くの方がはじめに「本を沢山読ませる」ことを思いつくと予想できますが、基本的には続かず改善できないと思っています。
本を読む事よりもスマホやYoutubeを見ていることの方がはるかに楽なので、ただ我慢をして読まなければならないのは苦痛です。
苦痛を毎日のように続けられるのであれば、読解力で悩んでいないと思います。
自分も出来るだけ紙の本を読む習慣をつけていますが、朝起きてスマホを置いて、散歩をした後やっと読めるようになります。
起きてすぐにスマホの画面を見てしまった朝は、本を開いても雑念が混じり、文章が真っ直ぐ読めません。
幼い頃からネットに触れている生徒達にとって、真っ直ぐ入ってこない文章を読み続けるのは苦痛でしかありません。
無理矢理読ませて本嫌いになるより、出来るだけ別のアプローチを取るべきだと考えます。
その上で2点提案します。
①小4の一番簡単な国語問題集を1日10分行う
読解力向上に向けて、その学年のテキストを手に取りがちです。
しかし、現状の読解力が足りてないからこそレベルを最大限まで落として行うべきです。
中学の国語の問題を大人にいきなり解かせてみると、記述問題だけでなく選択問題を間違えることもあります。
中学の国語は授業でその文章を何度も読んで、解説を聞いて、その上で問題として成り立っています。
初めてその文章を読んで全て答えられることを最初から望んでいません。
また、中学生以降の問題の文章は長いので読み切ることすら苦痛になり、横線部の周囲しか読むことが出来ないという事もあり得ます。(信じられないかもしれませんが、国語が苦手な子に限ってそのような事をします。)
中学生でも小4の問題集で間違える事が沢山あると思います。
間違えた問題が、文章から抜き出すものか、接続詞を答えるものか、意味段落分けするものかで対策するべきものが変わってきます。
難しい問題では複数の要素を組み合わせて出題されるため、間違えた原因が探りきれない事があります。
レベル感としては小4程度の問題集が一つ一つ読解の基礎から問題が作られているのでベストです。
1度読んだ文章も2周目に取り組む事で、該当の文章からどこが解答に関わるかがわかるようになります。
文の中でここは問題に関わりそうだな、という嗅覚を養う事もできます。
一つのテキストをボロボロになるまで繰り返し毎日行う事がベストです。
②家族の会話を増やす
家族との会話が一番の読解力のトレーニングとなります。
今日学校であった事、伝えたいこと、人が自分に伝えたい事、思考のインプットアウトプットが最も出来る方法となります。
家族だからこそ何かを伝えた後の反応で気持ちがわかり、「これは言わない方が良かったな」など答え合わせがしやすいです。
保護者の方々との面談で読解力の向上のために何度も家族の会話を意図的に増やすように伝えてきました。
その結果、読解力の改善が見られたり人前でアウトプットが出来るようになった等、学習面のみならず様々な改善を見ることが出来ました。
中1の終わり頃から反抗期を迎え、難しい場面も多くあると思います。
たまには喧嘩でお互いの伝えたい事を感情的にぶつけ合うのも一つのインプットアウトプットになり得ます。
お仕事などで忙しくて機会を作るのは難しいと思いますが、少し過剰になってもいいので、会話をする時間を設ける必要があると考えています。
以上がご自宅で出来る読解力向上の方法です。
授業ではまた更なる細かいアプローチについて指導いたします。
読解力トレーニングが必要な生徒の方はどの学年でも現状の授業に追加で承る事ができますので、ご相談ください。
コメント